健康に暮らす

回復/修復に向かう表現

坂上香 / ドキュメンタリー映画監督

犯罪やハーム(他者や自分を傷つける行為)に対して、多くの国々が厳罰化を進めてきた。日本も例外ではない。しかし、世界は変わり始めている。問題行動には、行為者の傷つき体験や人間関係の歪みなどが深く関係しており、そうした状況を根本的に改善しない限り、暴力はなくならないと気づいたからである。刑罰から治療、そしてアートへ。本連載では、対話、演劇、音楽、絵画、映像、ダンスなど、多岐にわたる表現を使った取り組みに注目し、傷からの回復や関係性の修復に向けた、国内外のユニークな実践例を紹介していく。

イチ押しコラム

実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-
花見の自粛が呼びかけられるなか多くの人でにぎわう目黒川沿いの桜並木=東京都目黒区で2021年3月27日午後0時40分、竹内紀臣撮影

新型コロナ 「ゼロコロナ」の言葉で気になる患者差別

 「ゼロコロナ」という言葉が次第に社会に広がっています。立憲民主党は「ゼロコロナ戦略」を打ち出しました。現政権が掲げている「ウィズ…

無難に生きる方法論

高齢になったときの家族の負担を考えよう

 2019年、福井県で義理の父母と夫を殺害したとして71歳の妻が逮捕されました。実際は3人の介護を一手に引き受けていた妻が介護疲れ…

ボストン発 ウェルエイジング実践術
閑散とした関西国際空港第1ターミナルの国際線出発エリア。客は帰国する人4人だけだった=大阪府で2021年1月21日午後0時28分、鶴見泰寿撮影

新型コロナ ワクチンを「パスポート」にする弊害

 現在米国では、新型コロナウイルスのワクチンが3種類承認されています。ワクチンの製造元は、モデルナ社、ファイザー社など、そしてジョ…

理由を探る認知症ケア
 

Nさんが笑顔でヘルパーと買い物に出かけるわけ

 ◇朝から晩まで働いていたNさん Nさん(80代・女性)は、うどんの製麺所を営む男性と結婚し、朝から工場の仕事を手伝い、仕事が終わ…

超高齢化時代を生きるヒント
 

新型コロナ 第2波は重症者が少ないのか?

 私は、主に地域で高齢者を対象にした医療を提供している医療職です。ですから、3~4月の新型コロナウイルスの第1波に比較して、今回の…

Dr.米井のアンチエイジング・セルフチェック チャートでわかる、あなたの機能年齢 北海道大学COI×医療プレミア