健康に暮らす

多民族時代の健康パスポート

濱田篤郎 / 東京医科大学教授

日本を訪れる外国人旅行者が年々増えています。2020年夏の東京五輪・パラリンピックでその数はさらに増えるでしょう。19年4月には外国人労働者の受け入れを拡大する新たな制度も始まり、国をまたぐ大移動はさらに加速しそうです。そんなグローバル化が進む中、言葉や文化の違う人たちとお互いの健康を守りながら共生していかなければなりません。そのためにはどのような注意や感染症対策が必要でしょうか。海外渡航にまつわる健康問題を扱う「トラベルメディスン」(渡航医学)の第一人者が、グローバル化で大きく変わる医療、ヘルスケアの最新トピックを紹介します。

イチ押しコラム

理由を探る認知症ケア
 

「お風呂を嫌がる」ように見えたNさんの大事な習慣

 ◇お風呂場に行くとなぜか怒り出すNさん アルツハイマー型認知症が少しあるNさん(82歳・女性)は、年齢を重ねて骨がもろくなって圧…

ボストン発 ウェルエイジング実践術
 

米高校生を誘惑する「電子たばこ」に危険性の指摘続々

 米国では、電子たばこを吸うことを俗に「ジューリング(Juuling)」とも呼びます。ジュール(Juul)は、ある電子たばこのブラ…

実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-
虫よけスプレーを使う2人連れ=東京都渋谷区で2014年

国外と北海道で気をつけたい「ダニによる感染症」

 今回は前回に引き続き、ダニに刺されて発症し、重症化することもある感染症を五つ紹介します。前回紹介した三つの感染症、SFTS、ツツ…

無難に生きる方法論
 

海外輸入の強壮サプリにED治療薬混入の危険

 薬は大まかに分けて(1)医師が処方する薬と、(2)薬局で説明を聞いて買える薬――がある。おおむね医師が処方する薬のほうが効果は強…

超高齢化時代を生きるヒント
東京都福生市の公立福生病院=2019年3月8日、本社ヘリから

「命は誰のものか」を深く問いかける透析中止問題

 人工透析を受けていた44歳の女性患者が、東京都福生市の公立福生病院の医師に透析中止の選択肢を示され、中止を選んだ後、死に至りまし…

Dr.米井のアンチエイジング・セルフチェック チャートでわかる、あなたの機能年齢 北海道大学COI×医療プレミア