
順天堂医院院長/順天堂大学教授
あまの・あつし 1955年生まれ。埼玉県出身。83年日本大医学部卒。亀田総合病院、新東京病院などを経て、2002年7月から順天堂大学教授、16年4月から順天堂大学医学部付属順天堂医院院長。12年に天皇陛下の心臓バイパス手術を執刀したことで知られる。
専門家・執筆者記事 13件
-
常に自分に負荷をかけたい-天野篤さん
連載陣インタビュー
◇医療プレミア連載陣インタビュー【15】 天皇陛下の心臓バイパス手術の執刀医として知られる天野篤さん(60)。2016年か…
2017年4月4日
-
平常心で手術に臨むために
ひたむきに生きて
◇「神頼み」必要な通過儀礼 年が明けてから1カ月がたちましたが、皆さんはどんなスタートを切られましたか。私は毎年、家族と箱…
2017年2月13日
-
緊急手術で「健康」という軌道を取り戻す
ひたむきに生きて
最近、季節の変わり目で不調を来す人が多いためか、緊急手術が増えています。4月から病院長に就いたので、「緊急手術なんてもうや…
2016年9月17日
-
天皇陛下の手術につながった1人の患者
ひたむきに生きて
今回は、後に天皇陛下の心臓手術の成功へとつながるきっかけとなった、私にとって思い出深い手術について書いてみたいと思います。…
2016年6月16日
-
サッちゃんに教わった「不屈の意志が生む奇跡」
ひたむきに生きて
約7200例も手がけた心臓手術を振り返ってみると、当時の実力で成功できたのは「奇跡」とさえ思えることがままあります。特に忘…
2016年5月20日
-
院長室 医師志す原点
ひたむきに生きて
◇外科医の仕事も全力 4月は病院にも新しい職員や研修医が加わり、春めいた気候とともに桜も開花して新たな気持ちになります。特…
2016年4月13日
-
弱者に席を譲る社会に
ひたむきに生きて
◇混み合う電車 周りに関心示さぬ人々 1カ月ほど前、買い物に向かうため地下鉄を利用した時です。乗車したときは空席が多かった…
2016年3月28日
-
ワクチン接種で肺炎予防を
ひたむきに生きて
◇高齢者 感染しやすく 今年もインフルエンザが流行のピークを過ぎたとみられるものの、依然として猛威を振るっています。私も1…
2016年3月7日
-
「念のために手術」は的外れ
ひたむきに生きて
◇心臓病治療のタイミング 俳優の阿藤快さんが大動脈瘤破裂で突然死されました。健康番組でご一緒したこともあったのでとても驚い…
2016年1月20日
-
インフルエンザ予防接種を
ひたむきに生きて
◇死に至る合併症の危険も 毎朝、午前5時ごろ家を出ますが、寒さを感じる季節になりました。そろそろインフルエンザの流行が気に…
2015年12月10日
-
徹底的な準備と平静心
ひたむきに生きて
◇医師の成長に必要なこと 外科医が手術の手技を学んでいく時、完成度がどのように高められるかは医師ごとに差があり、さらに1人…
2015年11月12日
-
先端医療のリスク知る
ひたむきに生きて
◇保険医療の役割を再認識 医療に関する報道は医師であれば誰でも気になりますが、最近の外科分野での医療過誤が続けて報じられて…
2015年9月3日
-
心臓外科、1万の命預かる
ひたむきに生きて
◇「切る」前から術後管理まで 初めて心臓手術を執刀してから今年で27年目、経験した手術数はまもなく7000例です。自分の執…
2015年7月21日