
連載記事 12件
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社会の見方を変える
幸せな認知症
認知症の人に対して「治らなくてよい」「そのままでいい」という姿勢で対応し、本人の心情を尊重して張り合いのある生活を考える。…
2016年4月15日
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負担の少ない「楽な介護」を
幸せな認知症
「介護がこんなに大変なのに、やさしく接するなんて無理です」という声を時に家族の方から聞く。この連載では、認知症の人の心情に…
2016年3月16日
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映像が問う高齢社会と認知症
幸せな認知症
高齢社会と認知症を考えるとき、忘れられない映像がある。 まず、1977年のテレビドラマ「男たちの旅路 シルバーシート」(N…
2016年2月15日
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本人との対話こそ大切
幸せな認知症
認知症を疑われる人で、自ら治療を求めて診察に訪れる人はほとんどいない。たいていは家族や介護者に促されるまま、しぶしぶあるい…
2016年1月15日
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行動心理症状になぜすぐ薬なのか
幸せな認知症
夫を外出させまいとたたいたり、女に会いに行くのかと言ったりする軽度アルツハイマー病の女性に対し、その心情をまず考えることが…
2015年12月17日
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行動心理症状は正常な心の反応
幸せな認知症
認知症の人に行動心理症状(かつては周辺症状と呼んだ)はつきものであるかのように思われている。興奮、徘徊(はいかい)、妄想の…
2015年11月16日
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薬より生活の張り合いを
幸せな認知症
認知症の正確な診断は診療の最低ラインである。大事なのは、診断した医師は次に何をすべきか、あるいは患者や家族は本当には何を望…
2015年10月16日
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「治る認知症」鑑別は出発点
幸せな認知症
半年前までしっかりしていた夫の行動がどんどんおかしくなった。日付がわからず、道に迷う。昨日のことも覚えていない。最近は家の…
2015年9月17日
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「早期発見、早期治療」の落とし穴
幸せな認知症
認知症の「早期発見、早期治療」の啓発が盛んに行われている。アルツハイマー病を代表とする認知症を早くみつけて、治療介入を早く…
2015年8月17日
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認知症は本人の心情と生活に注目を
幸せな認知症
「徘徊(はいかい)ばかりして困る」という訴えで、80歳の女性が、介護している息子さんに伴われて私の外来を受診された。女性は…
2015年7月17日
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長寿が招く認知症に肯定を
幸せな認知症
どんな人でも、どんなに立派な生活をしていても、認知症になるときはなる。前回述べた通り、認知症の代表格アルツハイマー病には確…
2015年6月17日
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認知症は治さなくてよい、治らなくてよい
幸せな認知症
認知症が、大きな社会問題になっている。 462万人(2012年現在※)にものぼるという認知症患者の数と、その急増が必至だと…
2015年6月1日