京都大病院リウマチセンター(京都市左京区)などの研究グループは、気圧が低いほど関節リウマチの痛みや腫れが悪化することを統計学的に裏付けたと発表した。これまで患者の経験則から「天気が悪いと痛む」などと言われてきたが、科学的に相関関係があることを示した研究は初めてという。16日付の米科学誌プロスワン電子版に掲載された。
関節リウマチは体のさまざまな関節に炎症が起こり腫れて痛む病気で、女性に多く発症し、国内で約70万人の患者がいる。従来、患者の間では「天気が悪くなると症状も悪くなる」「リウマチの痛みが悪化したから、天気は下り坂」などと言われていた。
この記事は有料記事です。
残り307文字(全文582文字)
投稿にはログインが必要です。
連載:紙面より
- 前の記事
- 若年性認知症の週末検査 順天堂医院、2泊入院で早期発見
- 次の記事
- 韓国でMERSの感染拡大
注目コンテンツ