紙面より

女性ホルモン補う「エクオール」 大豆パワーの源 更年期症状の改善に期待

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 更年期とは女性が閉経を迎える前後の10年間、おおむね45〜60歳の期間のこと。この時期は女性ホルモンの一つであるエストロゲンが急激に減ることにより、さまざまな心身の不調が起こりやすいため、エストロゲンを補う必要性も指摘されている。そんな中、それを簡便に行うものとして注目されているのが「エクオール」。大豆イソフラボンから生み出される成分だ。【井上志津】

 日本人女性の2013年の平均寿命は86.61歳(厚生労働省調べ)。「閉経年齢の中央値は50.54歳なので、閉経から86歳までの36年間をどのように過ごすかはとても大事な問題です」と話すのは、東京歯科大学市川総合病院産婦人科部長の高松潔教授だ。

 「50歳から36歳を引くと14歳。ちょうど物心のついた頃と考えると、50歳はちょうど人生の折り返し地点になります。だから僕は『閉経は人生のチェックポイント。閉経したらコレステロール値や骨量を測るなど、後半の人生のために健康診断を受けましょう』と言っています」

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