病気を知る紙面より

背中の痛みに潜む病気 怖い心筋梗塞や大動脈解離

福島安紀 / 医療ライター

 「背中に耐えられないほど激しい痛みがある」「随分前から痛みが続いてつらい」……。背中の痛みは、単なる筋肉の疲労にとどまらず、内臓の病気の重大なサインである場合がある。どのようなときに病院にかかったらよいのか。背中に痛みが出る病気とその対処法とは?

脈が血圧上回ると危険

 「背中に痛みが出る病気で最も怖いのは、心筋梗塞(こうそく)と胸部大動脈解離です。胸痛を伴うことが多いものの、痛みが背中だけに出る人もいます。背中の上のほうに強い痛みが続くとき、『5時から急に痛くなった』などと痛みが始まった時間が正確に分かるようなときは救急車を呼びましょう」

 東邦大医療センター大森病院総合診療・急病センター教授の瓜田純久(よしひさ)さんは、そう強調する。胸…

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福島安紀

福島安紀

医療ライター

ふくしま・あき 1967年生まれ。90年立教大学法学部卒。医療系出版社、サンデー毎日専属記者を経てフリーランスに。医療・介護問題を中心に取材・執筆活動を行う。著書に「病院がまるごとやさしくわかる本」(秀和システム)、「病気でムダなお金を使わない本」(WAVE出版)など。興味のあるテーマは、がん医療、当事者活動、医療費、認知症、心臓病、脳疾患。

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