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認知症と間違いやすい特発性水頭症の徴候

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歩行障害、認知障害、尿失禁が3徴候

 足がふらつく、物忘れがひどくなる、尿がもれる……。高齢者にこうした症状がみられたら、真っ先に疑われるのは認知症です。しかし、治療によって症状が改善する特発性水頭症であることも少なくありません。どんな病気なのでしょうか。

 脳と脊髄の間では、脳脊髄液(髄液)がクモ膜下腔を通して循環しています。髄液は脳室内の毛細血管から滲出、脳や脊髄を保護する役割を担っており、最終的に静脈に吸収されます。

 「水頭症」は、この髄液の循環・吸収が障害されることで脳内の圧力(脳圧)が高まり、さまざまな症状が出…

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