認知症110番

徘徊−−“行きたい気持ち”受け止めて

認知症予防財団
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 別のところで生活している義父母のことです。舅(85)の徘徊が増え、介護している姑(77) が苦労しています。名札を多数用意して、衣類に付けています。昨日も戻らなかったので、隣人に探してもらったら「よく行く先にいた」そうです。私のところからは片道2時間半かかるので、手助けに余り行けずかわいそうです。=大阪・女性

 九州に住む父母は、2人暮らし。父(84)は昼夜逆転、昼間寝て夜、徘徊。3日間、帰宅しなかったことや交通事故に遇いけがをしたことも。母も痴呆になり、生活が難しくなっています。=神奈川・女性

 同居の父(79)は、なかなか寝つくことができずに、施錠を外し、門扉を壊してでも出ていってしまうのです。主な介護者は母ですが、見かねて手伝うと、こちらも睡眠不足になる。でも在宅介護は続けたい。こつを教えてください。=千葉・男性

 認知症にはいろいろな症状があります。道に迷う、夜間不眠、外出癖などもそうです。ケース1、2、3も徘徊といわれる問題行動ですが、介護者にとってはかなり大変な介護負担になっていることでしょう。

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認知症予防財団

認知症の予防・治療に関する調査研究および社会的な介護体制づくり、介護家族への支援活動などを行い、豊かで明るい希望に満ちた長寿社会の実現をめざす公益財団法人です。1990年3月28日、毎日新聞創刊120周年記念事業として毎日新聞社が提唱、医学会や医師会、経済団体連合会などの協力を受け、厚生大臣の許可を得て設立されました。公式サイトhttps://www.mainichi.co.jp/ninchishou/