医療・健康Tips

処方された薬が本当に自分に合っているのか

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 先日、近所の精神科を受診したところ不安神経症と診断され、薬を処方されました。1週間ほど飲み続けていますが、あまり効果を感じることができず、不安感も解消されません。これは薬が自分に合っていないということなのでしょうか。先生にも「気長に治療するつもりで」と言われていますが、長い間悩んだ末の受診だったので、薬で早くよくなることを期待していただけに、治療に少し後ろ向きになってきています。(40代男性)

 長い間、受診するかどうか悩んでいらしたのですね。多くの方にとって、精神科に通院することや薬を飲むことは、少なからず抵抗のあることだと思います。それを乗り越えて今回あなたがご決断されたのには、余程つらい経験があってのことでしょう。だからこそ、悩み、苦しみ続けた状況から抜け出し、症状に振り回されない生活を手に入れたい、という強い気持ちを持たれたのではないでしょうか。

 薬ですぐによくなることを期待していたのに、薬の効果があまり実感できなかったのであれば、がっかりしてしまいますよね。「このまま治療を続けて、よくなるのだろうか」などと不安になられたかもしれません。そのお気持ちはとてもよくわかります。ですが、そのような考え自体が、不安神経症の症状の現れである可能性もあります。先生の「気長に治療するつもりで」という言葉には、「症状に一喜一憂せず、おおらかな気持ちで過ご…

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