認知症110番

介護認定−−日常生活で苦労していることをメモに

認知症予防財団
  • 文字
  • 印刷

 認知症の義父(75)を介護している長男の妻です。義父は身体は健康ですが、認知症のためチグハグな言動があります。でも、あいさつも普通にするし、話も少しであればそれなりに通じるので、一見すると全く普通の高齢者に見えます。

 しかし、生活を共にしていると、イライラすることが多い。夫は仕事が忙しく義父の認知症の状態に「年だから、しょうがないよ、お袋がいなくなって寂しいのだから」と寛大で、理解しようとしません。外に出ている子どもは、休みに帰ってくるだけで、時々しか会いません。このときは、普通の会話が成り立ち、すぐに帰ってしまうのでそれほど困ることがないので、あまり重大に考えていません。

 先日、電話が鳴り出てくれたので、受話器を置いた後、「だれから」と聞いたら、黙っているのです。思い出…

この記事は有料記事です。

残り1439文字(全文1780文字)

認知症予防財団

認知症の予防・治療に関する調査研究および社会的な介護体制づくり、介護家族への支援活動などを行い、豊かで明るい希望に満ちた長寿社会の実現をめざす公益財団法人です。1990年3月28日、毎日新聞創刊120周年記念事業として毎日新聞社が提唱、医学会や医師会、経済団体連合会などの協力を受け、厚生大臣の許可を得て設立されました。公式サイトhttps://www.mainichi.co.jp/ninchishou/