患者の気持ち

私の眼鏡物語 札幌市手稲区・女性(無職・77歳)

読者投稿
  • 文字
  • 印刷

 眼鏡の世話になって、ほぼ70年になる。8歳からだから。

 両親が強度の近視と乱視だったから、遺伝も関係しているらしい。幼時から弱視だったようだが、本人に自覚はなかった。

 小学2年の時、先生から「黒板の字が見えているか」と聞かれ、「よく見えません」と答えた。先生が「母さんに連絡しておく。眼鏡をかけると、きっと成績も上がると思う」と言うと、級友がどっと笑った。

 眼科で視力検査を受けると、0.03の弱視だった。しかし、乱視が強いので眼鏡をかけても視力の改善は望めないと診断された。結局、眼鏡をかけて0.3に落ち着いた。0.03と0.3の見え方の違いに感動した。先生の言った通り成績も上がった。時々、視力をチェックして、眼鏡を変えて過ごした。

この記事は有料記事です。

残り307文字(全文626文字)

読者投稿

毎日新聞紙上、ウェブサイトなどに投稿された読者からの声