からだと病の歳時記

9月に急増する夏バテ、その対処法とは

加藤士郎・野木病院副院長/筑波大学付属病院臨床教授
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 東京で猛暑日の連続記録が更新されるなど、7、8月は全国的に厳しい暑さに見舞われました。「秋の気配が感じられる9月」というのは過去の話。今月いっぱい残暑がきびしくなる可能性もあります。暑さの影響で体調を崩しやすいので注意が必要です。

9月に夏バテ患者急増

 この夏は猛暑のために熱中症の患者さんが救急搬送されたり、亡くなったりというニュースがしばしば聞かれました。お盆休みもあって、8月はなんとかのりきれたという人も、そろそろ夏バテの兆候が出てきているのではないでしょうか。

 実際、私の外来は9月になると患者さんが急増します。そのほとんどは夏バテによる体調不良。食欲不振や倦…

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加藤士郎

野木病院副院長/筑波大学付属病院臨床教授

かとう・しろう 1982年獨協医科大学卒後、同大第1内科(現心臓・血管内科)入局。88年、同大第1内科大学院卒。第1内科講師、宇都宮東病院副院長などを経て、09年野木病院副院長、筑波大学非常勤講師。同年、筑波大学付属病院総合診療科に漢方外来開設。10年筑波大学付属病院臨床教授。筑波大学付属病院で漢方外来に従事するととともに、主に学生、研修医を対象に漢方の教育活動を行っている。編著に「臨床力をアップする漢方ー西洋医学と東洋医学のW専門医が指南!」(中山書店)。医学博士、日本内科学会認定医、日本呼吸器学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本老年医学会専門医・指導医など。