医療プレミア特集

サビチェックで体の酸化を見える化

西田佐保子・毎日新聞 デジタルメディア局
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 ヘルスケアシステムズ(名古屋市千種区)は、前回紹介した「エクオール産生菌が活動しているかどうか」を手軽に検査できる「ソイチェック」に続き、今年4月に「サビチェック」「シオチェック」を、さらに9月1日には腸内環境チェックキット「ビフィチェック」の販売をスタートした。医療機関や企業とのコラボレーションも活発化するなか、同社の瀧本陽介・代表取締役社長は、「五つの熱帯感染症検査を1ドルで受けられる商品をアジア諸国で展開したい」と夢を語る。

 「ソイチェック」の発売を開始した2012年の販売数は、わずか210キットだった。13年は2072キット。売り上げは伸び悩んだ。しかし、エクオールの認知度が高くなりつつある中、同社は全国各地で女性の健康セミナーを地道に続け、大豆について、エクオールについて、学んでもらう場を作った。同時にさまざまな医学系の学会・研究会で、エクオールに関する研究成果を発表し、背景となる知識、情報の普及に努めた。

 14年に入るとソイチェックが女性誌や健康雑誌で紹介され始め、1万キット以上を販売。さらに15年にはテレビ番組で取り上げられた効果もあり、半年で2万キットを売り上げた。14年4月からエクオールのサプリメントが日本で初めて大塚製薬から発売されたことも追い風となり、ニーズは現在も順調に伸びている。

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西田佐保子

毎日新聞 デジタルメディア局

にしだ・さほこ 1974年東京生まれ。 2014年11月、デジタルメディア局に配属。 興味のあるテーマ:認知症、予防医療、ターミナルケア。