認知症110番

会話−−話に詰まっても待ってあげて

認知症予防財団
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 老夫婦2人暮らしです。夫(72)には認知症の症状があります。話そうとしても、なかなか言葉が出なくて、イライラしている様子が最近頻繁に見られます。このままでは、言葉を忘れてしまうのではないかと不安です。子どもは2人います。県外に住んでいて年に数回顔を出してくれます。時々、電話をかけてきますが、夫は受話器を持つものの、うなずくだけで言葉は出ません。それでも、電話の声だけでもうれしそうな表情はしています。

 なるべく言葉をかけるようにしていますが、話し好きだった夫が、好きな話もできなくなっていく様子を見る…

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認知症予防財団

認知症の予防・治療に関する調査研究および社会的な介護体制づくり、介護家族への支援活動などを行い、豊かで明るい希望に満ちた長寿社会の実現をめざす公益財団法人です。1990年3月28日、毎日新聞創刊120周年記念事業として毎日新聞社が提唱、医学会や医師会、経済団体連合会などの協力を受け、厚生大臣の許可を得て設立されました。公式サイトhttps://www.mainichi.co.jp/ninchishou/