認知症110番

誰か分からない−−快く受け入れ、今の時間を共有

認知症予防財団
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 夫の両親をみとり、ほっとしている間もなく、自分の父(85)の認知症が進み母(80)だけでは世話ができず、同居することになりました。父の認知症はかなり進行し、生活全般に介護が必要で、主に母が介護しています。認知症だからだと思うのですが、母がかなりショックを受けてしまい悩んでいます。

 いつものように、「ご飯だから食べましょう」と言って一緒に食事を始めたら、「どこのどなた様か知りませんが、親切にありがとう」と言ったそうで、母は「いくらなんでも、こんなに一生懸命世話しているのに、これでは世話のしがいがない」と力が抜けてしまったようです。これからも、同様なことが起こると思うのですが、娘としては、母がこのまま父の介護を嫌にならないで続けていくにはどのように対応すればよいでしょうか。認知症が進行すると家族の顔まで分からなくなってしまうのでしょうか。=石川県・娘(55)

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認知症の予防・治療に関する調査研究および社会的な介護体制づくり、介護家族への支援活動などを行い、豊かで明るい希望に満ちた長寿社会の実現をめざす公益財団法人です。1990年3月28日、毎日新聞創刊120周年記念事業として毎日新聞社が提唱、医学会や医師会、経済団体連合会などの協力を受け、厚生大臣の許可を得て設立されました。公式サイトhttps://www.mainichi.co.jp/ninchishou/