実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-

蚊対策 四つの「決め手」【後編】

谷口恭・太融寺町谷口医院院長
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「世界一恐ろしい生物=蚊」の実態を知る【7】

 前回に引き続き、蚊対策の四つの「決め手」のうち3番目、4番目を紹介しましょう。

海外での蚊対策(3) 防護する!

 蚊対策の第3の「決め手」は、「蚊に近づくときは防護する」というものです。アジアでも中南米でも観光で旅行したときに、蚊が怖いから部屋にこもっている、という人はおらず、当然海や山に行くことになります。そのときの対策が必要となります。

 私の印象で言えば、山に行くときは十分な対策ができていてもビーチで無防備になり蚊の犠牲になる人が多い…

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谷口恭

太融寺町谷口医院院長

たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。91年関西学院大学社会学部卒業。4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。その後現職。大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。太融寺町谷口医院ウェブサイト