
みなさま、はじめまして。某保険会社で外交員をしております、重松和佳子と申します。
はじめに、少し自己紹介をしたいと思います。
私は群馬県に生まれ、夏はカエルの鳴き声がうるさくて眠れないような、田んぼの中で育ちました。
中学時代は織田裕二さんと石黒賢さんが主演した「振り返れば奴がいる」などドラマの影響もあり、医師になりたいと思っていましたが、エスカレーター式の高校に進学してから勉強をサボりだし、高校、大学と体育会で弓道一色の学生生活を送りました。日本一になりたいという目標には及びませんでしたが、その後、某消費財メーカーに就職して営業を5年9カ月経験し、その後、現職に転職し7年弱がたちました。
保険屋さんというと、名刺を出してもあまり歓迎されない仕事です。なのに私がなぜこの仕事をしているかと申しますと、「ベクトルが会社でも自分でもなく、お客様に向いている仕事だから」です。ノルマが存在しない今の仕事は、私にとっては、お客様に喜んでいただくことだけを考えればよい、とても働きやすい環境です。
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外資系保険会社外交員
しげまつ・わかこ 1980年群馬県生まれ。慶應義塾大学卒業後、2003年に外資系消費財メーカーに就職した後、09年に外資系生命保険会社の外交員に転身。1年目から、同社の「社長杯」に上位入賞、2年目は全女性営業職の中でナンバーワンの成績を収める。高い業績を上げた生命保険・金融サービスの専門職が加入できる国際的な組織、MDRT(Million Dollar Round Table)にも1年目から連続入会を果たしている。現在は相続対策、事業継承などに関するセミナー、講演を企業、医療法人等で行っているほか、「営業職の面白さ、やりがいと、その実践的ノウハウを若い人に伝えたい」と大学での講義も積極的に行っている。