認知症110番

「優しい嫁」に疲れた!−−「自分だからできた」と自分を少しほめてやろう

認知症予防財団
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 90歳の義母と同居しています。長男の義兄は他県に住んでいるので、私たちが結婚と同時に一緒に暮らしています。義母はおとなしいのですが少し認知症があります。目に見えるようなチグハグな行動はなく、近所の人たちも認知症だとは思っていません。毎朝、準備しておいた服を着たり脱いだり、他人の歯ブラシを使ったり、食後に箸やスプーンをそのまましまったり、何度も同じ事を聞いたり−−、そのほかにも他人から見たらそのくらいは、と思われるようなことでも、一緒に暮らしているとたまらないくらいイライラします。

 私は、優しい嫁として見られているのですが、最近ではそう思われるのも疲れます。優しい言葉をかけようと…

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認知症予防財団

認知症の予防・治療に関する調査研究および社会的な介護体制づくり、介護家族への支援活動などを行い、豊かで明るい希望に満ちた長寿社会の実現をめざす公益財団法人です。1990年3月28日、毎日新聞創刊120周年記念事業として毎日新聞社が提唱、医学会や医師会、経済団体連合会などの協力を受け、厚生大臣の許可を得て設立されました。公式サイトhttps://www.mainichi.co.jp/ninchishou/