患者の気持ち

家族の支え 千葉県柏市・女性(主婦・72歳)

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 2週間ごとの通院治療に、夫は朝早く車で出かける。私は、日常の家事をすますと、電車とバスを乗り継ぎ、小一時間かけて、夫の診察時間に間に合うように病院へ向かう。バスの行き先は国立がん研究センター。手術から1年8カ月、今日の血液検査は? 治療はできるだろうか? CT(コンピューター断層撮影)検査の結果を聞く日は、さらにドキドキ。良いときも良くないときもある。

 一喜一憂してもしかたがないのだが、その日の医師の言葉に希望を持ったり落ち込んだりしてしまう。待合室はいつも患者でいっぱい。診察室に向かう患者には1人から数人の家族が続く。私たちだけじゃない、みな闘っている。闘う家族を支えている。2人に1人の時代だもの、なってしまったものは仕方がない。受け入れて闘うしかない。

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毎日新聞紙上、ウェブサイトなどに投稿された読者からの声