認知症110番

入浴拒否−−人の手が心の負担に? まず理由を探ることから

認知症予防財団
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 1人で暮らしていた母親に認知症が出てきたので、1年前から同居しています。夫と子ども1人がおりますが、主介護者は娘の私です。初めは気を使いながら介護していました。最近はデイサービスを利用しての介護ですが、お風呂に入るのを嫌うのでとても困っています。デイサービスは週2回利用していますが、やはり入浴を嫌がり、入らないことが多いのです。無理強いしてはさらに嫌がると思い、ついつい先送りをしてしまうのですが、だんだん入る回数が少なくなり髪などもにおうので、家族も「なんかくさくないか」と言うようになりました。なんとかして入浴をと思うのですが、いろいろ理屈を言うので入らないまま過ぎていきます。それなのに、たまに風呂に入ると「いい気持ち」と機嫌がよいのです。「また入りましょうね」というと、そのときは「そうね」といいながら入ることを嫌がります。=東京都、娘(58)

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認知症予防財団

認知症の予防・治療に関する調査研究および社会的な介護体制づくり、介護家族への支援活動などを行い、豊かで明るい希望に満ちた長寿社会の実現をめざす公益財団法人です。1990年3月28日、毎日新聞創刊120周年記念事業として毎日新聞社が提唱、医学会や医師会、経済団体連合会などの協力を受け、厚生大臣の許可を得て設立されました。公式サイトhttps://www.mainichi.co.jp/ninchishou/