連載陣インタビュー

未踏の山を攻めるように研究に挑戦したい-能勢博さん

能勢博・信州大学教授中村好見・毎日新聞 医療プレミア編集部
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奥野敦史撮影
奥野敦史撮影

医療プレミア連載陣インタビュー【4】

 ウオーキングの常識を変えたと言われる「インターバル速歩」を提唱し、約10年間で6000人以上に運動指導してきた能勢博さん。大学や市民、自治体も巻き込みながら、これまでにない健康への取り組みに挑戦してきた背景には何があったのでしょうか。年間約60日山にこもっていたという大学の山岳部時代や、中国の未踏峰、ボゴダ・オーラ峰に医師として同行し自らも登頂した経験などに迫ってみました。【聞き手=編集部・中村好見】

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能勢博

信州大学教授

のせ・ひろし 1952年生まれ。京都府立医科大学医学部卒業。京都府立医科大学助手、米国イエール大学医学部博士研究員、京都府立医科大学助教授などを経て現在、信州大学学術院医学系教授(疾患予防医科学系専攻・スポーツ医科学講座)。画期的な効果で、これまでのウオーキングの常識を変えたと言われる「インターバル速歩」を提唱。信州大学、松本市、市民が協力する中高年の健康づくり事業「熟年体育大学」などにおいて、約10年間で約6000人以上に運動指導してきた。趣味は登山。長野県の常念岳診療所長などを歴任し、81年には中国・天山山脈の未踏峰・ボゴダ・オーラ峰に医師として同行、自らも登頂した。著書に「いくつになっても自分で歩ける!『筋トレ』ウォーキング」(青春出版社)、「山に登る前に読む本」(講談社)など。

中村好見

毎日新聞 医療プレミア編集部

なかむら・よしみ 1984年生まれ。2008年に毎日新聞社へ入社、高松支局、和歌山支局を経て15年から医療プレミア編集部。幼少時に家族がくも膜下出血で倒れた経験から、医療とそれを取り巻く社会問題に興味を持つ。関心のあるテーマは公衆衛生、根拠と語りに基づく医療など。twitter:@yoshimi_nakamu