医療・健康Tips

ケガや手術の傷あとって治せるの?

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 ケガや手術の傷あとが大きく目立つようになってしまうことがあります。皮膚が盛り上がる肥厚性瘢痕(ひこうせんはんこん)や、どんどん傷あとが広がっていくケロイド。悩んでいる人も多いこの症状、治療法の開発が進んでいます。

 一般的に、やけどや外傷、手術の「あと」は、時間がたてば徐々に目立たなくなっていきます。この傷あとが治っていく過程は「創傷治癒」と呼ばれ、ケガや手術の約1カ月後には傷あとは硬くなるとともに赤みを帯び、その後数カ月で徐々に硬さがとれ、色も周囲の皮膚となじみ区別がつかなくなっていきます。

 しかし、なんらかの理由で、この過程において線維芽細胞が過剰に増殖する場合があります。すると、傷あとの盛り上がりや黒ずみ・赤み、皮膚が引きつれるなどの症状を引き起こします。もともとの傷あとにこのような変化が表れたものを「肥厚性瘢痕」、傷あとの範囲を超えて広がっていくものを「ケロイド」と呼んでいます。

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