年末年始は暴飲暴食で調子を崩している方が多いのではないでしょうか。実は食べ過ぎ、飲みすぎは胃に負担をかけるだけでなく、体の抵抗力を低下させる要因になります。お正月明けに風邪やインフルエンザにかかる人が多くなる理由も実はここにあったのです。

血液循環の悪化が感染症の原因に

 お正月休みが終わったとたん、風邪やインフルエンザにかかってダウンしてしまう人はけっこういます。休み中、レジャーであちこちに出かけて疲れてしまったり、昼夜逆転の生活が続いたりということもありますが、もう一つの大きな要因として暴飲暴食があります。

 なぜ暴飲暴食で感染症にかかりやすくなるのでしょうか。キーワードは「血液循環」にあります。食べ過ぎた…

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加藤士郎

野木病院副院長/筑波大学付属病院臨床教授

かとう・しろう 1982年獨協医科大学卒後、同大第1内科(現心臓・血管内科)入局。88年、同大第1内科大学院卒。第1内科講師、宇都宮東病院副院長などを経て、09年野木病院副院長、筑波大学非常勤講師。同年、筑波大学付属病院総合診療科に漢方外来開設。10年筑波大学付属病院臨床教授。筑波大学付属病院で漢方外来に従事するととともに、主に学生、研修医を対象に漢方の教育活動を行っている。編著に「臨床力をアップする漢方ー西洋医学と東洋医学のW専門医が指南!」(中山書店)。医学博士、日本内科学会認定医、日本呼吸器学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本老年医学会専門医・指導医など。