
海外では、日常食べている食品を「コア食品」「ノンコア食品」の二つに分類することが多いようです。コア食品とは野菜、果物、乳製品、脂の少ない肉、魚、豆など、私たちの体に必須な栄養素を供給する食べ物のこと。一方、ノンコア食品は、菓子やソフトドリンク、ファストフード系の食品など、飽和脂肪、砂糖、塩を多く供給し、生活習慣病リスクとの関連の深い食べ物を指します。欧米に暮らす今の子どもたちはノンコア食品中心の食生活であり、コア食品の不足で起こるビタミン、ミネラルといった「微量栄養素」の欠乏が問題となっています。
微量栄養素は、身体の成長に大切であることはもちろんのこと、脳の発達を促し、精神状態を健全に保つことにも大きく関与しています。
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連載:つまみ食い栄養学
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