新・真健康論

どうして、お風呂に入ると疲れが取れるのか

當瀬規嗣・札幌医科大学教授
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 言うまでもなく、日本人はお風呂が大好きです。健康維持の上でも大切な役割を持っていると考えられています。実際にどんな効用があるでしょうか。

 まず健康に関連して思いつくのは、お風呂は体を清潔にすることでしょう。でも、体のあかや汚れを落とすということでは、シャワーも同様でしょう。ところが、日本人は湯船につからないと、満足感を得ないようです。つまり、お風呂の効用としては、お湯につかることによって生み出されていると考えられます。

 「ゆったりとお風呂に入ると疲れがとれる」といえば、多くの方が賛同してくれると思います。では、疲れが…

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當瀬規嗣

札幌医科大学教授

とうせ・のりつぐ 1984年北海道大医学部卒、88年北海道大学大学院修了、医学博士。北海道大医学部助手、札幌医科大医学部助教授、米シンシナティ大助教授を経て、98年札幌医科大医学部教授(細胞生理学講座)に就任。2006~10年、同医学部長。医学部長就任時は47歳。全国に医学部は国公私立合わせて80あるが、最年少の学部長。「40代は驚きで、加速し始めた医学部改革の象徴」と話題になった。専門は生理学・薬理学で、心拍動開始の起源を探求している。