読んでみた -認知症ブックガイド-

「扉を開く人 クリスティーン・ブライデン」

認知症予防財団
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 46歳で認知症と診断されたオーストラリア人の著者は実名で自身の体験を発表する。うつにもなったが、当事者の内面を発信し、認知症の常識を次々と変えていく。

 たとえば、自分たちは「“患者”ではなく“人”である」と表現し、新たに広がる世界があると訴える。あるいは「私たち抜きには何も始まらない」と認知症の人と家族に関わる活動や決定に本人が参加でき…

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認知症予防財団

認知症の予防・治療に関する調査研究および社会的な介護体制づくり、介護家族への支援活動などを行い、豊かで明るい希望に満ちた長寿社会の実現をめざす公益財団法人です。1990年3月28日、毎日新聞創刊120周年記念事業として毎日新聞社が提唱、医学会や医師会、経済団体連合会などの協力を受け、厚生大臣の許可を得て設立されました。公式サイトhttps://www.mainichi.co.jp/ninchishou/