認知症110番

切れそうになる私−−まずは自分自身の心の安定を

認知症予防財団
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 76歳の父、73歳の母との3人暮らし。父は頑固で自分の意見が正しいと言い張り、母もその意見に従って生活をしてきました。5年前から認知症の症状が出て、私が働いているため母が世話をしていましたが、最近は症状が進行し母だけでは無理なのでデイサービスを利用しています。失禁があり、おむつを使っていますが、なるべくトイレでするように心がけています。時間を見計らって「トイレにいったら」「トイレの時間よ」とどうしてもトイレの話が多くなり、「まだいい」「いきたくない」といいながら漏らしてしまいます。他のことでも同様で、休日には世話をしようと思っていても、すぐに言い合いになり、不愉快な気分になります。先日は「何で、お前に世話されなければならないんだ」との言葉に切れそうになりました。母、私、他県に嫁いでいる妹の区別ができていないように思いますが、この先を思うと……。=千葉県、長女(45)

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認知症予防財団

認知症の予防・治療に関する調査研究および社会的な介護体制づくり、介護家族への支援活動などを行い、豊かで明るい希望に満ちた長寿社会の実現をめざす公益財団法人です。1990年3月28日、毎日新聞創刊120周年記念事業として毎日新聞社が提唱、医学会や医師会、経済団体連合会などの協力を受け、厚生大臣の許可を得て設立されました。公式サイトhttps://www.mainichi.co.jp/ninchishou/