認知症110番

実家の両親−−老親の意思を尊重しながら現実と照らし合わせて

認知症予防財団
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 実家の父(86)と母(85)は、車で2時間のところに2人で生活しています。月に1、2回訪ねます。普通に暮らしているように見えますが、よくみると掃除は不完全でほこりだらけです。受け答えはできるのですが、行動が伴っていないように感じます。母は物忘れがひどく、父がタクシーで買い物に行きますが冷蔵庫には同じ食品がたくさん入っています。掘りごたつを使っていますが、手の届く範囲に物を置き整理されてはいません。先日、掃除のついでに押し入れを「片付けようか」というと「いい、今度片付けるから」と答えるのですが気になったので片付け始めました。古くなった食べ物や、プレゼントした衣類、手紙、紙袋などが積み上げられていました。ゴキブリの死骸やふんがたくさん出てきましたが、両親は驚きもしないので、あぜんとしてしまい何とかしなければと思っているのですが。=福島県、娘(58)

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認知症予防財団

認知症の予防・治療に関する調査研究および社会的な介護体制づくり、介護家族への支援活動などを行い、豊かで明るい希望に満ちた長寿社会の実現をめざす公益財団法人です。1990年3月28日、毎日新聞創刊120周年記念事業として毎日新聞社が提唱、医学会や医師会、経済団体連合会などの協力を受け、厚生大臣の許可を得て設立されました。公式サイトhttps://www.mainichi.co.jp/ninchishou/