患者の気持ち

親知らず 埼玉県所沢市・女性(パート主婦・54歳)

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 今の私を支えているのは、なんとおかゆである。動かない口でも、かめない歯でもおかゆは私の空腹とそしゃくの恐怖をいっぺんに解消してくれるありがたい食べ物だ。それは昨年10月29日、右下の親知らずの抜歯から始まった。夏ごろから右下の歯がなんとなくジンジン痛んでいたため、かかりつけの歯医者に行った。原因が見当たらず親知らずが影響している可能性があるので、大学病院で抜いてもらえないかと言われ、隣駅の大学病院の口腔(こうくう)外科を受診した。

 抜歯は40分程度で終わるし、2〜3日腫れて少し不自由になるから、ちょうど勤務のない日で良かったとかなり楽観していた。しかしとんでもないことになった。加齢による骨の癒着とやらで若い先生が格闘しどうにか抜けたのが2時間後。あごが壊れる恐怖を感じた。唇や歯のまひ、しびれ、痛みは毎日24時間続き、あごを動かすだけでつらいので食事が取れない。仕事が接客業なのでしゃべると唇が痛み出し、仕事にならない。精神的…

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毎日新聞紙上、ウェブサイトなどに投稿された読者からの声