
2015年12月に登場した肺がん治療の新薬「ニボルマブ」。がん細胞が、体内の異物を発見、攻撃する免疫細胞の働きにブレーキをかけて生き延びていることに注目し、そのブレーキを解除することで、がんを叩く新しい仕組みの薬です。期待を集めるこの新薬について、肺がんの薬物療法が専門の佐々木治一郎・北里大学病院集学的がん診療センター長に話を聞きました。後編は、患者や家族にとって気になるニボルマブの治療対象、副作用、そして費用について解説します。
この記事は有料記事です。
残り2335文字(全文2553文字)
投稿にはログインが必要です。
注目コンテンツ