そこが知りたい 医療とお金

高額療養費制度で自分の医療費の「見通し」を立てる

重松和佳子・外資系保険会社外交員
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 「あなた」は48歳、会社勤めをしている男性。ある時、心臓疾患の診断を受けました。入院して手術を受け、退院後は外来での治療を続けて、1カ月にかかった医療費が100万円に達したとしましょう。前回紹介した公的医療保険の診療給付を思い出すと、あなたの自己負担割合は3割。となると30万円を「自腹」で払うことになるのでしょうか。

 そうではないことは、前回の記事の最後で少し説明しました。かかった医療費が高額になった場合、公的医療…

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重松和佳子

外資系保険会社外交員

しげまつ・わかこ 1980年群馬県生まれ。慶應義塾大学卒業後、2003年に外資系消費財メーカーに就職した後、09年に外資系生命保険会社の外交員に転身。1年目から、同社の「社長杯」に上位入賞、2年目は全女性営業職の中でナンバーワンの成績を収める。高い業績を上げた生命保険・金融サービスの専門職が加入できる国際的な組織、MDRT(Million Dollar Round Table)にも1年目から連続入会を果たしている。現在は相続対策、事業継承などに関するセミナー、講演を企業、医療法人等で行っているほか、「営業職の面白さ、やりがいと、その実践的ノウハウを若い人に伝えたい」と大学での講義も積極的に行っている。