消化器がんと闘う医師 その名も小高雅人!!!

肉食とともに増加中の大腸がん あなたは大丈夫?

小高雅人・佐野病院消化器がんセンター長
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 これから数回にわたって、私の専門分野でもある大腸がんについて詳しいお話をしていきたいと思います。最初はそもそも「大腸がん」って何なのか?という話。そこから始めましょう。

死亡数3位、罹患数2位 欧米風の食事が遠因

 大腸は長さ2mほどの臓器で、食物の栄養分および水分の吸収を行い、残った不要物を便として肛門に運ぶのが主な働きです。小腸に近い側から順に盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸に分けられ、この部位に発生したがんを大腸がんと呼びます。

 日本において、大腸がんは死亡数では肺がん、胃がんに次いで3位(2013年)、新たに診断された数(罹…

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小高雅人

佐野病院消化器がんセンター長

こたか・まさひと 大阪府生まれ、1997年高知医科大学(現・高知大学医学部)卒業。同大学付属病院第1外科、高知県立中央病院(現・高知医療センター)外科、国立がんセンター(現・国立がん研究センター)東病院大腸骨盤外科などを経て、2006年から佐野病院消化器センターに勤務。13年同病院消化器がんセンター長に就く。専門は胃がん、大腸がんの手術と化学療法、その他の消化器がん治療。