認知症110番

気になる物忘れ−−少し外に目を向けてみては

認知症予防財団
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 半年前に認知症の義母(96)を見送りました。現在のように、この病気に関する情報もないまま理不尽な思いをし、ある時はなぜ自分が介護しなければならないのかを思い惑い、それでも目の前の状態を何とかしなければと30年間夢中で過ごしてきました。その間に夫と死別、2人の子どもの結婚、孫の誕生があり、今は穏やかに過ぎる日々です。これから思う存分好きなことをと思うのですが、介護に明け暮れ、友人、近所や親せきとのお付き合いも遠ざかっており、子どもらも他県に住み、話し相手もいない状況です。最近では、自身の物忘れが目立ち不安です。同じ品物を買ったり、おなべを焦がすことが増えています。時々義母のような行動を自分の中に見てはっとしています。このまま、認知症になってしまうのではと悩んでいます。毎日が、なんとなく終わってしまいます。これといった趣味もありません。=茨城県、女性(72)

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認知症予防財団

認知症の予防・治療に関する調査研究および社会的な介護体制づくり、介護家族への支援活動などを行い、豊かで明るい希望に満ちた長寿社会の実現をめざす公益財団法人です。1990年3月28日、毎日新聞創刊120周年記念事業として毎日新聞社が提唱、医学会や医師会、経済団体連合会などの協力を受け、厚生大臣の許可を得て設立されました。公式サイトhttps://www.mainichi.co.jp/ninchishou/