40代からのアクティブ体づくり講座

要介護につながる“フレイル”を予防しましょう

萩野浩・鳥取大学教授
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 「フレイル」という言葉を聞いたことがありますか。フレイルとは「筋力や心身の活動が低下した状態」で、健常な状態と要介護の中間の状態でもあります。フレイルの状態になると、その後7年間の死亡率は健常な人に比べて約3倍、身体能力の低下は約2倍になるとの報告があります。愛知県大府市で行われた調査では、65歳以上で持病がない人のうちの約11%がフレイルと診断されたそうです。

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萩野浩

鳥取大学教授

はぎの・ひろし 1982年鳥取大学医学部卒業。同学部整形外科助手、講師、付属病院リハビリテーション部長などを経て現在、医学部保健学科教授(付属病院リハビリテーション部長兼務)。専門は骨粗しょう症、関節リウマチ、運動器リハビリテーション。特に骨粗しょう症治療の経験が深く、国際骨粗鬆(しょう)症財団(IOF)アジア太平洋地域代表、日本骨粗鬆症学会理事など要職を務める。保健師、看護師、臨床検査技師などを対象に骨粗しょう症診療のコーディネイター役「骨粗鬆症マネージャー」を養成する日本骨粗鬆症学会のレクチャーコースでは講師役も務める。著書に「骨粗鬆症治療薬の選択と使用法―骨折の連鎖を防ぐために」(南江堂)など。