大人のためのスキンケア講座

女性の脱毛症を予防する生活習慣

角田美英・かくた皮膚科クリニック院長
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気になる脱毛症の対処法【3】

 前回ご紹介した、女性に多いびまん性脱毛症。原因はさまざまですが、加齢や生活習慣によって起こるものに対しては、有効な予防策があります。髪の毛や頭皮を健康に保ち、脱毛症を進行させないための食事やヘアケアのポイントを紹介します。

ポイントは毛根にしっかり栄養を送ること

 脱毛症の指標の一つである毛の太さは女性の場合、30代後半が最も太く、その後は少しずつ細くなり、ハリやコシが低下していきます。これは加齢にともなって栄養や酸素を運ぶ機能が徐々に衰え、毛の根元である毛根に行き渡らなくなるためです。この状態が進むとやがて休止期の毛の割合が増え、毛の成長速度が遅くなり、脱毛症が進んでいくのです。

 このため、脱毛症の予防策としては毛根にしっかりと栄養を送ることがポイントになります。具体的な対策に…

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角田美英

かくた皮膚科クリニック院長

かくた・みえ 東京都出身。1988年東京医科歯科大卒業。当初は内科医局に入局するが、皮膚科への転身を決意し、92年順天堂大皮膚科学教室入局。先天性表皮水疱症という難病の研究を行う一方、皮膚科全般の研さんを積んだ。美容皮膚科の専門クリニックで一般皮膚科とは異なる体系の技術、知識を学んだ後、09年に開業。特にニキビ治療と育毛治療の経験が豊富で、医師対象のセミナー等で講師を務めることも多い。美容皮膚科については科学的エビデンス(根拠)があり、効果が実証されている方法のみ取り入れている。かくた皮膚科クリニックウェブサイト