新・真健康論

「肝心」な肝臓 無理をかけないよう配慮を

當瀬規嗣・札幌医科大学教授
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 健康診断を受けると、血液を採られて、さまざまな検査値を知ることができます。そこでは「肝機能に問題はありません」「肝機能の検査に異常があります」などとの結果が添えられています。血液を採ると肝臓の様子がわかるという寸法です。

 「肝心」という言葉があるように、肝臓が大事な臓器であることは、だれでもご存じだと思います。前から見ると、直角三角形をしています。大きさは、大人で1200〜1400gある体内最大の臓器です。暗赤色をしているのは血液をたくさん含んでいるためです。

 でも、みなさんは「肝臓の役割は何でしょうか」と尋ねられたら、どう答えるでしょうか。実は一口で答える…

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當瀬規嗣

札幌医科大学教授

とうせ・のりつぐ 1984年北海道大医学部卒、88年北海道大学大学院修了、医学博士。北海道大医学部助手、札幌医科大医学部助教授、米シンシナティ大助教授を経て、98年札幌医科大医学部教授(細胞生理学講座)に就任。2006~10年、同医学部長。医学部長就任時は47歳。全国に医学部は国公私立合わせて80あるが、最年少の学部長。「40代は驚きで、加速し始めた医学部改革の象徴」と話題になった。専門は生理学・薬理学で、心拍動開始の起源を探求している。