
細胞のがん化にブレーキをかける特定の遺伝子に異常(変異)があるため、がんになりやすい「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)」。ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんががんの予防のために、2013年に両方の乳房、2015年3月には卵巣・卵管の切除を公表して話題となった。日本でも乳がんの人の5〜10%はHBOCではないかと推定される。遺伝性乳がん卵巣がん症候群の当事者会「NPO法人クラヴィスアルクス」理事長の太宰牧子さん(47)に、HBOCと同会の活動について聞いた。
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