からだと病の歳時記

変化に負けない心と体づくりで五月病対策

加藤士郎・野木病院副院長/筑波大学付属病院臨床教授
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 「五月病」という言葉が知られているように、この時期は適応障害やうつ病など、心の不調に悩む人が増えてきます。五月病の予防策として、環境の変化に負けない心と体を作るコツについて紹介します。

ベテランでもストレスで発症

 ゴールデンウイークを過ぎた頃から、心の不調を訴える人が増えてきます。5月は生活環境が変わり、心理的ストレスが増える時期ということが大きいでしょう。

 興味深いのは新人だけでなく、ベテランの社員であっても五月病になる人が意外に多いということ。昇進した…

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加藤士郎

野木病院副院長/筑波大学付属病院臨床教授

かとう・しろう 1982年獨協医科大学卒後、同大第1内科(現心臓・血管内科)入局。88年、同大第1内科大学院卒。第1内科講師、宇都宮東病院副院長などを経て、09年野木病院副院長、筑波大学非常勤講師。同年、筑波大学付属病院総合診療科に漢方外来開設。10年筑波大学付属病院臨床教授。筑波大学付属病院で漢方外来に従事するととともに、主に学生、研修医を対象に漢方の教育活動を行っている。編著に「臨床力をアップする漢方ー西洋医学と東洋医学のW専門医が指南!」(中山書店)。医学博士、日本内科学会認定医、日本呼吸器学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本老年医学会専門医・指導医など。