医療プレミア特集

避難所でも簡単 エコノミークラス症候群予防のセルフケア

吉永磨美・毎日新聞 医療プレミア編集部
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熊本地震の被災者に向けたセルフケアを紹介するボディトレーナーの八田永子さん=吉永磨美撮影
熊本地震の被災者に向けたセルフケアを紹介するボディトレーナーの八田永子さん=吉永磨美撮影

 熊本地震は4月14日の発生から半月が過ぎた現在も依然活発な余震活動が続き、多数の人が避難所や車中泊で不自由な生活を強いられている。避難生活で注意すべき疾患の代表格が「エコノミークラス症候群」だ。死に至ることもあるこの病気を防ぐため、避難中でもできるセルフケア法を専門家に聞いた。

狭い場所でもできるセルフケア

 「硬くなった筋肉をほぐすことで、血液の流れがよくなります。筋肉をもまずに、押すようにケアしてください」。体幹トレーニングや柔軟などを指導する「ボディトレーナー」の八田永子さんは、エコノミークラス症候群防止のセルフケアのポイントをそう説明する。

 エコノミークラス症候群は、長時間体を動かさずじっとしていることで、足の深部にある静脈の血流が悪くな…

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吉永磨美

毎日新聞 医療プレミア編集部

よしなが・まみ 1972年生まれ。98年に毎日新聞社入社。横浜支局、東京本社地方部、社会部、生活報道部などを経て、2016年4月から現編集部。近年は「おんなのしんぶん」や連載「ガラスの天井」を担当しながら、女性や難聴など見えない障害をテーマに記事を執筆してきた。