医療・健康Tips

繰り返す「胸やけ」は病気のサイン

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 食べた後などに、胸のあたりに起こる「焼けるような感じ」や「チリチリした感じ」といった不快感を「胸やけ」といいます。胸やけは、食べ物を消化する働きのある「胃酸」が、何らかの理由で食道に逆流して、食道に炎症が生じることで引き起こされます。胸がチリチリする感覚のほかに、「ものがあがってくる感じ」「みぞおちのあたりの痛みや重苦しい不快感」などと感じることもあります。

 食道と胃の境目には、胃の内容物や胃酸の逆流を防ぐ「下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)」があります。これにゆるみが生じ、胃酸が食道側に上がりやすい、またはその酸が胃に戻りにくいと、逆流性食道炎を生じ、胸やけになります。

 生活習慣では、食べすぎや飲みすぎ、十分消化しないうちに寝てしまうこと、肥満により胃が圧迫されることなども関係するとされています。また、刺激物(香辛料など)▽酸味が強い物(酢、かんきつ類など)▽アルコール▽脂肪分が多い食品(肉類)などをとりすぎることで、胃酸が強くなり、逆流したときに食道粘膜を傷つけやすくなります。ストレスなどによっても、結果的に胃酸が分泌され、その逆流によって胸やけが起こります。

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