医療プレミア特集

広がるインターネット依存症 健康と家族をむしばむ病の実情

西田佐保子・毎日新聞 デジタルメディア局
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日常に潜むネット依存症【前編】

 インターネットの使い過ぎによって自身の健康や暮らしにさまざまな影響が生じる「インターネット依存症(ネット依存症)」の疑いがある大人は国内で約421万人(男性成人人口の約4.5.%、女性の3.5%)に上ると言われ、年々増加傾向にある。1963年に国内で初めてアルコール依存症専門病棟を設けて以来、さまざまな依存症治療に実績のある国立病院機構久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)のインタ−ネット依存治療外来は、全国から多くの患者が駆けつける拠点的な施設だ。現在まで約4年間におよそ700人のネット依存症患者を診てきた同病院の樋口進院長(精神科)にその実情を聞いた。

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西田佐保子

毎日新聞 デジタルメディア局

にしだ・さほこ 1974年東京生まれ。 2014年11月、デジタルメディア局に配属。 興味のあるテーマ:認知症、予防医療、ターミナルケア。