
4月14日の熊本地震発生から1カ月あまり。熊本県内では5月18日現在、約1万人が24市町村にある避難所226カ所で避難生活を続けている。被災地には、全国の自治体から、被災者の心のケアを担う専門医らで構成する「災害派遣精神医療チーム(DPAT)」が発生直後からおもむき、活動を開始しているが、診察した医師からは、ストレスやそこから来る不眠などの症状を抱える被災者の多さが指摘されている。東日本大震災の被災者に対し、メンタルヘルスについて支援活動を続けている千葉県精神科医療センターの山中浩嗣医師に、被災地でのメンタルケアのあり方を聞いた。
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