
マンモグラフィー(乳房X線撮影)によるがん検診の普及によって、腫瘍が2cm以下の「早期」で乳がんが見つかる人が5割を超えた。1cm未満で見つかる乳がんも増えるなか、注目されるのが、乳房にメスを入れない「ラジオ波熱焼灼(しょうしゃく)療法(RFA)」だ。その現状とメリット、デメリットについて、国立がん研究センター中央病院(東京都中央区)の乳腺外科長、木下貴之さんに聞いた。
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福島安紀
医療ライター
ふくしま・あき 1967年生まれ。90年立教大学法学部卒。医療系出版社、サンデー毎日専属記者を経てフリーランスに。医療・介護問題を中心に取材・執筆活動を行う。社会福祉士。著書に「がん、脳卒中、心臓病 三大病死亡 衝撃の地域格差」(中央公論新社、共著)、「病院がまるごとやさしくわかる本」(秀和システム)など。興味のあるテーマは、がん医療、当事者活動、医療費、認知症、心臓病、脳疾患。
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