ボストン発 ウェルエイジング実践術

テキーラが骨粗しょう症予防に効果?

大西睦子・内科医
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 最近米国で、「テキーラが骨粗しょう症に効果がある!」「骨の健康のためにテキーラを飲みましょう!」といううわさが流れています。同じように、「健康によい」との研究成果が報告されている飲み物はいろいろとあります。それらとどうつきあえばいいでしょうか。テキーラを含む4種類の飲み物と健康の関係を2回にわたり見ていきます。

 テキーラはメキシコ中部のハリスコ州とその周辺で造られる蒸留酒で、そのまま飲むほか、マルガリータなどのカクテルの材料としても使われます。原料となる「アガベ・テキラーナ」は、アロエに似たリュウゼツランの一種。そのアガベ・テキラーナに含まれる「フルクタン」が、骨の健康を維持する可能性があることを、2014年にメキシコ国立工科大学高等研究所(CINVESTAV)のメルセデス・ロペス博士らが報告しました。…

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大西睦子

内科医

おおにし・むつこ 内科医師、米国ボストン在住、医学博士。東京女子医科大学卒業後、同血液内科入局。国立がんセンター、東京大学医学部付属病院血液・腫瘍内科にて造血幹細胞移植の臨床研究に従事。2007年4月より、ボストンのダナ・ファーバー癌研究所に留学し、ライフスタイルや食生活と病気の発生を疫学的に研究。08年4月から13年12月末まで、ハーバード大学で、肥満や老化などに関する研究に従事。ハーバード大学学部長賞を2度授与。現在、星槎グループ医療・教育未来創生研究所ボストン支部の研究員として、日米共同研究を進めている。著書に、「カロリーゼロにだまされるな――本当は怖い人工甘味料の裏側」(ダイヤモンド社)、「『カロリーゼロ』はかえって太る!」(講談社+α新書)、「健康でいたければ『それ』は食べるな」(朝日新聞出版)。