明日のきれいのつくり方

ラップ厳禁 やけど治療の新常識

山下理絵・湘南藤沢形成外科クリニックR総院長
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虐待としつけの境界線は?

 4、5、6月は学会シーズンです。患者さんの診察や手術などの日々の仕事に加えて、臨床研究のまとめ(学会発表や論文原稿)の作業が増える1年でも忙しい時期です。6月2日には、舞浜(千葉県浦安市)で開催された日本熱傷学会の「ER診療」のシンポジウムで講演をしました。テーマは「小児熱傷」、子供のやけどです。今回は特に虐待によるやけどの特徴を詳しく解説しました。舞浜と言えば、いわずと知れた東京ディズニーリゾート(TDR)の最寄り駅。でも私はTDRを素通りです。そんな人は本当に少数でしょうね。当日は気分だけディズニーで、ミッキーマウス、ミニーマウスのイラストが入ったストッキングで学会に参加しました(笑い)。

 さて、北海道で男児置き去りの事件がありました。それを虐待だと批判するメディアもありました。私が6歳…

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山下理絵

湘南藤沢形成外科クリニックR総院長

やました・りえ 2018年4月から湘南藤沢形成外科クリニックR総院長。外傷や再建、腫瘍など形成外科の診療はもちろんのこと、子供のあざやしみなどのレーザー治療では定評があり、多くの講演や教育を行っている。最近では、幹細胞を用いた乳房再建を行い、ウーマンライフのQOLの向上にも努めている。趣味と実益を兼ねたライフワーク「癒やしと美肌」への探究心は、1泊3日の過激な海外出張へも駆り立てる。信条は「気になるものは、まず自分で試す」。前職は湘南鎌倉総合病院の形成外科・美容外科部長、形成再生医療センター長。湘南藤沢形成外科クリニックR