医療プレミア特集

患者力アップ ほぼ日健康手帳

吉永磨美・毎日新聞 医療プレミア編集部
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「『Dear DoctorS』ほぼ日の健康手帳−5年間の記録」には医師と患者とつなぐためのページが盛り込まれている=吉永磨美撮影
「『Dear DoctorS』ほぼ日の健康手帳−5年間の記録」には医師と患者とつなぐためのページが盛り込まれている=吉永磨美撮影

 あなたは「健康手帳」を持っているだろうか? 2003年施行の健康増進法に基づき、自治体から公的に交付されているが、それとは別に、1人の医師が考案、作成した市販の健康手帳が隠れたロングセラー商品となっている。医師と患者の「コミュニケーションギャップ」を乗り越えたい、という願いから、「自分の健康情報を把握し、自分の健康は自分で守る」をコンセプトに作られた手帳だ。

 公的な健康手帳は、健康診断の結果を記入するページなど、国の様式に沿って作られており、市区町村が40歳以上の人を対象に交付することになっている。厚生労働省によると、14年度には1349自治体(全体の78%)から交付されている。しかし製作するか否かは市町村の判断にゆだねられており、配布方法も住民検診の受診者に手渡す、市役所、保健所などの窓口で希望者に配るなどさまざまだ。

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吉永磨美

毎日新聞 医療プレミア編集部

よしなが・まみ 1972年生まれ。98年に毎日新聞社入社。横浜支局、東京本社地方部、社会部、生活報道部などを経て、2016年4月から現編集部。近年は「おんなのしんぶん」や連載「ガラスの天井」を担当しながら、女性や難聴など見えない障害をテーマに記事を執筆してきた。