汗疱とはどんな病気なの?
「汗疱(かんぽう)」とは、手のひらや手の指、足の裏、足の指に数mm程度の小さな水ぶくれ(水疱)が、たくさんできる皮膚の病気です。一部だけに起こることも、手と足同時に起こることもあります。症状は突然現れ、1カ月程度で自然に治ることが多いですが、繰り返すことも少なくありません。水疱のできはじめは痛がゆく、水疱が互いに合わさって、大きな水疱になることもあります。水疱がその後破れてじゅくじゅくし、そのあと皮膚の表面がフケのようにはがれ落ちます。このように湿疹へと進行した汗疱は、「異汗性湿疹」と呼ばれ、かゆみを伴います。
この記事は有料記事です。
残り1696文字(全文1967文字)
投稿にはログインが必要です。
注目コンテンツ