アスリートドクターに学ぶ 健康エクササイズ

たんぱく質の取り過ぎでスタミナ低下

順天堂大学女性スポーツ研究センター
  • 文字
  • 印刷

 前回はスポーツ栄養の基本や実際のアスリートに対する栄養サポートについて聞きました。では、スポーツを愛好する人や、ダイエットしたい人は、栄養や食事のどのような点に気をつけたらよいでしょうか。引き続き、「順天堂大学女性スポーツ研究センター」のプロジェクトメンバーで、神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科教授の鈴木志保子さんに聞きました。

 「いまの子供たちは、1時間半の練習が限界だ」。近ごろ、ジュニアスポーツの指導者からこんな話を聞きます。このようなパフォーマンスの低下は、たんぱく質の過剰摂取が要因として考えられます。トップアスリートのように、食べても補いきれないほどエネルギー消費量が高い場合を除き、スポーツをしたからといって食事での摂取量を大きく増やす必要はほとんどありません。ところが、「スポーツや運動をしたらたんぱく質をたくさ…

この記事は有料記事です。

残り1948文字(全文2318文字)

順天堂大学女性スポーツ研究センター

研究の視点から女性アスリートのコンディション管理を支援するため、2014年に設立された。学内と学外から医学とスポーツ健康科学の専門家が参画して女性アスリートを支援する方策や環境整備などを研究している。同年10月には、国内初となる「女性アスリート外来」を東京と千葉にある2か所の順天堂大学付属病院に開設。医師による診療や試合に向けたコンディションづくりのアドバイスなども行っている。センターウェブサイト