医療プレミア特集

薬の中断は厳禁 とびひ、溶連菌感染症

鈴木敬子・毎日新聞 医療プレミア編集部
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 前編では、子どもたちの間で夏場に流行し、「3大夏風邪」とも呼ばれる手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭(いんとう)結膜熱(プール熱)について、病気の特徴とかかってしまった場合の対処法を解説した。しかし、夏に注意が必要な病気はこれだけではない。引き続き、世田谷子どもクリニック(東京都世田谷区)院長の副田(そえだ)敦裕医師に聞いた。

 「3大夏風邪」のほかに夏にかかりやすい病気として、副田医師は「溶連菌感染症」と「とびひ(伝染性膿痂疹=のうかしん)」を挙げる。

 溶連菌感染症はA群溶血性レンサ球菌という細菌に感染することで起こる。秋から冬に多いが、6月ごろから夏にかけても流行するという。症状は39度前後の発熱や口蓋垂(こうがいすい=のどちんこ)の痛みが代表的。発熱後1〜2日たつと赤く細かい発疹が首や胸あたりから現れ、全身に広がってみられることがある。また、特徴的な症状として舌がイチゴのように赤く、プツプツとした状態になる「イチゴ舌」が現れる場合がある。

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鈴木敬子

毎日新聞 医療プレミア編集部

すずき・けいこ 1984年茨城県生まれ。法政大卒。2007年毎日新聞社入社。岐阜支局、水戸支局、横浜・川崎支局を経て、15年5月からデジタルメディア局。